ダイアログの見せ方_背面の種類

ダイアログはボタン押下時、別画面へ遷移はせずに別ウインドウが飛び出す演出で、ソーシャルゲームではよく使われます。webのダイアログでは広告が主流で嫌われているみたいですが、ゲームではお知らせや注意させる動きで使われることが多いです。

ゲーム内でのダイアログの役割

・説明/詳細
 チュートリアルでの説明やアイテム、キャラの詳細など、より詳しい情報の表示
・確認事項
 報酬受け取り時に何を受け取ったのか確認や、ユーザー資産を使用する時の確認など
 OKボタン、はい、いいえ、など
・システムメッセージ
 サーバー通信エラーやメンテナンス入りなど注意を促すもの
・お知らせ
 アプリ起動後のウェブを介したお知らせ系

ダイアログ時の背景変化

ダイアログはウインドウだけではなく、背景もどう表現するか決める必要があります。

背景を暗くするのか、白くするのか、ぼかすのか、最近は背景にゲームの特色となる記号を入れることも多くなってきました。
多くの場合はどれか一つの背景演出を決め、それに統一させますが、丁寧なアプリではルール化させて使い分けを行っているアプリもあります。

使い分け方の例
・黒背景
レベルアップやお祝い感あるものはエフェクトもセットで入ることから黒背景にする

・白背景
お知らせ系、システムチックなものを白背景にしてゲーム画面になじませる

・ぼかし
キャラクターやアイテムの拡大時に背景の余計な情報をカットしてキャラやアイテムを目立たせる

・ゲーム特色の記号
ゲームのブランド化を強く意識させるため、キーとなるメインダイアログにつけるか、全てにつけるか

ダイアログアニメーションはどう動かすか

どんなダイアログアニメーションがいいのか真剣に悩むと、いろいろな種類のダイアログを出せるので悩んでしまいます。
個性を出そうと試行錯誤して失敗することもあると思います。

こんなダイアログは出てこないと思いますが、演出過剰で肝心のダイアログの中身の理解ができなかったり、ユーザーにとって混乱の要因になってしまうのは避けたいところ!(でも、ダイアログ自体がゲームの世界観の一部で派手な演出を許容できるなら見てみたい)

ダイアログアニメーションの基本は、前の画面の連続した内容になっています。
なのでストレスなくサッと出て前の情報を把握しつつ次のダイアログで確認させてくれることで、自分が前の操作で何をしていたか意識を途切れさせることなくダイアログの内容が入ってきます。
画面遷移では別の画面へ移動するので、新しい情報が切り替わった時にユーザーも新規画面として頭の整理ができます。

そう考えると、ダイアログアニメーションは派手にするものではなく、アニメーションを目立たせるのでもなく、程々に動きを気持ちよくしてユーザーの意識を飛ばすことのないように作るのが基本になります。

次回はダイアログの導入の動きについての記事を書いていますので、よければそちらもご覧ください。
ダイアログの見せ方_導入の動き


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