おすすめUnity拡張機能(CreativeEditor)

haw2fregelさんの作成したツール、CreativeEditor非常に便利なので紹介します。
▼拡張機能配布場所
https://github.com/haw2fregel/CreativeEditor?tab=readme-ov-file

このツールを使用することで以下の内容の効率化、時短が可能になります。
イージングカーブのプリセット化
プロジェクトフォルダへのショートカットアクセス
particle(オブジェクト)のプリセット化
アニメーターのプリセット化
ヒエラルキー内の検索ショートカット

他にも機能があるので、盛沢山すぎて凄いです。

ツールインストール

1.Unityを開き、window→Package Managerを開きます。
2.Package Managerの+からInstall package from git URL…を選択します。
3.URLに「https://github.com/haw2fregel/CreativeEditor.git?path=/Assets/CreativeEditor」を入れてInstallを行います。

4.Tools→CreativeEditorWindowを開きます。

5.Assets→Create→CreativeEditorSo→EasingPresetSo(カーブプリセット化)を開きます。

Projectwindowで開いているフォルダに「New Creative Editor Easing Preset So」 が作成されます。

作成されたSoデータは「So_Presets」フォルダなどを作ってまとめておくと良いです。
ここに、「Project Serch So」「Object Preset So」「Animator Preset So」「Hierarchy Serch So」を追加しておきます。

6.CreativeEditorWindowのSoファイルを開き+を押してSoファイルをセットする項目が出るので、作成されたSoをドラッグ&ドロップでセットします。

これで、プリセットを登録する準備ができました。

1.アニメーションカーブのプリセット化(EasingPresetSo)

イージングのプリセットを登録し、いつでもワンクリックで決められたカーブを適応することができます。

1.Soデータを選択し、inspector右上の鍵マークを押してSoの編集画面をロックします。
2.ラベル名を任意の名前に変更します。
3.+を押すとカーブの新規登録ができるようになります。
4.カーブを任意のカーブに設定すると、CreativeEditorWindowにイージングプリセットが反映されます。
5.animationのカーブを選択し、「選択キーフレームから登録」をすることで任意のカーブを簡単に登録することができます。
6.最後にボタン表示名を変えて、CreativeEditorWindowに表示されるイージングの名前が一目でどの項目で使うアニメーションかわかるようになります。

プリセットを登録することで、ダイアログはこのカーブ、など決めることができ、簡単にアニメーションを付けることができます。

2.プロジェクトフォルダショートカット(Project Serch So)

フォルダへのショートカット、指定したテクスチャやマテリアルなどを表示するショートカットを作成し、様々な場所へのアクセスを時短することができます。

検索方法をPathで指定し、Elementにショートカット先のフォルダを入れます。
ここではprefabフォルダをドラッグ&ドロップで入れています。
ボタン表示名はprefabのショートカットボタンになるので「prefab」としています。

名前で検索することもできます。
検索方法を「Keyword」にし、キーワードを任意のキーワードを入れます。
ここではcircleとし、タイプをテクスチャにして、imageで「circle」と名前のあるものをワンクリックで検索されるようにしてみました。

検索タイプは非常に多くの種類が検索できるので、登録してボタン化しておくことで効率アップを図ることができます。

3.オブジェクトのプリセット化(Object Preset So)

よく使うエフェクトや汎用オブジェクトをプリセット登録しておくことで、クリエイティブの時間を時短することができます。

プリセット化したいオブジェクト、ここではparticleを登録しています。
コンポーネントのAddComponentをクリックすると様々なコンポーネントを登録することができます。
エフェクト→ParticleSystemを選択してparticleのプリセットを作ります。

コンポーネントにParticleSystemが追加されたら、編集ボタンを押すことでparticleのプリセットの設定を行うことができます。
一から作ってもいいですが、今まで作ったparticleのコンポーネントをコピーして貼り付けることができるため、簡単にプリセット化することができます。

4.アニメータープリセット(Animator Preset So)

ダイアログアニメーションや遷移アニメーションでよく使うINアニメ、OUTアニメを登録しておくことでanimatorからanimationの作成を簡単に作ることができます。

よく使うanimationの登録をしておくことで何度も同じようなアニメーションを作る必要がなくなるので、ダイアログなどのアニメーションを作っておきます。
ここではdefault、in、outの3つを作成しました。

アニメーター設定に先ほど作成した3つのanimationを入れていきます。
名前もanimationと同じにします。
これで、ダイアログアニメーションを作る時はボタンを押すことで簡単にanimationcontrollerと3つのanimationが作成されることになります。

5.ヒエラルキー検索(Hierarchy Serch So)

ヒエラルキー内で使用されているオブジェクトの検索をワンクリックですることができます。
particleだけ探したい、imageだけ探したいという時に非常に便利です。

ヒエラルキー内で探すparticleの設定をします。
タイプに「ParticleSystem」をいれることで、particleエフェクトの検索をしてくれます。
キーワードを指定することで、particleの〇〇という名前だけを検索することもできます。

他にもimageなど様々なものを検索できるので、良く検索するものを登録しておくと良いでしょう。

ゲーム制作の業務に非常に役立つ拡張機能なので、これを入れておけば効率化間違いなしです!

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