UIアニメーションをつくる方を何と呼べばいいのか、業界内で統一されていないかと思いますが、ここではアニメーションデザイナーと呼ぶことにします。
私は今でこそアニメーションデザイナーを名乗っていますが、アニメーションデザイナーになりたくてなる人は少ないかと思います。
専門学校の学部にUIアニメーション、アニメーションデザイナーというジャンルはまだ少ないのではないでしょうか。
人気があるのはUIデザイナー、イラストレーター、CG、 3D、 キャラクターモーション、グラフィックデザイン等で、初めからアニメーションデザイナーを目指す方はとてもレアな人材かと思います。
もしそんなレアな方がいたら突き進んでください。それを好きにできる人は少ないです！
こんなに派手な職種が多いので日の光を浴びないアニメーションデザイナーですが、サイト内のUIアニメーションを見ると、UIがより魅力的に見える、または魅力を最大限引き出すとても大切な存在となっています。
まぁ、アニメーションデザイナーってメインで見られることがないから、どうも目指したい職種とは思われないんですよね。
そんなアニメーションデザイナーの数が少ない現状、なぜ自分がアニメーションデザイナーになったのかはその次から。
ほとんどの方は、他の職務を行っている中でアニメーションをつける必要が出て、アニメーションデザイナーとして方向転換された方が多いかと思います。
私もその中の一人で、2013年に初めてソーシャルゲーム業界へUIデザイナーとして仕事を始めました。
幸い絵を少し描くことができたので、運よく設立間もない会社に潜り込め、UIデザイン、グラフィックデザイン、アセット、アバター、ロゴと様々なことを経験させていただきました。
結果、、、、残念ながら自分にはUI向いてないと感じました・・・！
UIの魅力が分からず、面白い！楽しい！という感情もわかず、良いものを作ってユーザーへ届けたいという思いよりも目の前の締め切りと義務感でいっぱいいっぱいで何をモチベーションに頑張ればいいのかわからない状態です。
UIの良し悪しも分からず１px上下左右にずらして見える違いも分からず、自分にはとても難しい世界でした。
それが自分のソーシャルゲームという世界へ初めて入った時の一年目です。
そんな中、昔ちょっとAftereffectを使ったことがあるという経験から、簡単なサンプルムービーを作り始めたのがアニメーションデザイナーを意識し始めたきっかけです。
Aftereffectはキーを打つくらいのことしか知らなかったのですが、周りにできる人がいなかったので（いたけど他の業務で手一杯）ひたすら勉強して自分の活躍できる分野を開拓していきました。
ここからようやく仕事が楽しいと思い始めたきっかけになります。
一度楽しくなると勉強会の開催や新しいアニメーションツールの勉強にも手を出し始め、目標＝やりたいことという感じで楽しく仕事をしていました。
「勉強」→「仕事で活かす」→「評価される」→「モチベーションアップ」→「勉強」という良い循環ができたことが大きいと思います。
そうしていつの間にか仕事の幅は増え、Spineを使ったキャラクターアニメーション、Unityを使ったエフェクト制作、premiereを使ったYouTube動画作成、Aftereffectを使ったPV作成等、色々なことを経験させていただけました。ありがたし！
色々な業務をやっていたので、UIアニメーションをやらない期間もそこそこありました。ちょっと他の業務に浮気していたらいつの間にか自分がUIアニメーションの努力をしなくなっていたので、これはまずい！と思い、自分の技術力向上のためになる＋同業者のためになるということを考えて今のブログを開設しました。
目標としては1年続けてアニメーションデザイナーの中で 「参考サイトどこみてる？」 →「ゲームUI演出ってサイト」こんな風に同業者の方の参考になるサイトNo.1になりたいと思っています。
長くなりましたが、更新頑張りますのでよろしくお願いします。