演出を作る時の心がけ

演出を作る時に普段どのようなことを意識して作るかついて書いていきます。
これを意識するだけで何もないところから何かを作る時のヒントになるかもしれません。

意識していること

飽きさせない

これ!

動きは見ていて工夫させないと飽きます。
主に、同じような場面、動き、スピードが続くと退屈に感じてしまうので、少しでもその感情をなくすために様々なところに変化をつけ、見ていて飽きないようにしていきます。

飽きさせないために何をするかですが、緩急、粗密、ジャンプ率、明暗に変化を加え、印象を変えて飽きさせないようにします。

緩急でメリハリ

1.動きの緩急なし

2.動きの緩急あり

アニメーションに緩急をつけて、最初は遅くして最後は早くすることや、その逆など、動きに変化を加えます。

1のように緩急のない動きが続くと冗長に感じられてしまい、動きをみていて爽快感、気持ちよさがなく飽きてしまいます。

ここにイージングで動きに緩急をつけていくとそれだけで全く違った見え方になります。
イージング大事。

疎密の変化

1.密度が同じ

2.強調したいところの密度を多くする

密度は主に出だしは少なく、破裂や注目させたい箇所の情報量を多くし、密度を上げていきます。
ちょっと一手間加えるだけで変化が増えて見ていて楽しくなります。

ジャンプ率を強調

1.導入とインパクトの大きさ同じ

2.導入とインパクトに差をつける

導入は小さく、インパクト時は大きく表示する事で、インパクト時の印象を強くし、導入とインパクトで大きく差別化を図ります。

明暗の変化

1.明度に差が少ない

2.明度の変化

明度にも変化を入れる事で変化を大きくします。
特に、インパクト時に明暗を反転させる事を行うと、より破裂した時の強調ができるのでお手軽に目立たせることができます。

変化量を多くする

上の画像では同じ形の図形を用いて動きをつけていますが、限られた素材の中でも導入とインパクト時になるべく大きな変化になるように意識して作っています。

緩急、粗密、ジャンプ率、明暗を意識してなるべく様々な場面で変化が起きるように作ることで、導入とインパクトのつながりを持ちつつ変化をつけています。

一番簡単に変化をつけるやり方は導入の情報量を極力減らし、インパクト時に動きと情報量を一気に出すのが簡単に変化をつけることができておすすめです。

エフェクトでも同じように 溜め➡︎放出➡︎爆発➡︎余韻 と流れがある時に、どこに注目させたいのかを意識しつつ、注目させたい場所の情報量変化量に差を出す事でユーザーの心を動かす演出を作れるかと思います。


ここまで読んでくださりありがとうございました!
少しでも楽しい演出を作るためのヒントになると幸いです!
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